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芸術祭実行委会長は臨時の記者会見を開き、再開に向けた協議を企画展実行委に呼びかけ、「安全のため事前予約制にする」「当初の展示内容と一貫性を保つ」など四つの条件を提示した。
「あいちトリエンナーレ2019」実行委員会と、「表現の不自由展」実行委員会が再開の方向で和解。
愛知県文化芸術課のサイトで、意見の音声が公開されていたが、30日に削除された。担当者は「検証委の指示で引き上げた」と説明した。
アーティストでつくる「ReFreedom_Aichi」がネット上で署名を呼びかけたところ、一晩で3万人以上が賛同した。
審査の結果、①実現可能な内容か、②継続が見込まれるか、の2点を理由に「不交付」にしたと説明している。
「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止となった問題をめぐり、文化庁は補助金約7800万円全額を交付しない方針を固めた。
会田誠さんは「国にとっても文化にとっても良いことが一つもなく、悪いことばかりあります」と危惧した。
文化庁は、表現の不自由展などが開催されている「あいちトリエンナーレ」への補助金を全額交付しない方針を固めた。
愛知県の検証委員会は、不自由展の作品について「展示すること自体に問題はない作品」だが、「制作の背景や内容の説明不足」があると指摘した。
8月1日から始まった不自由展は、慰安婦を表現した少女像や、昭和天皇を含む肖像群が燃える映像作品などを展示したが、テロ予告や脅迫が相次ぎ、展示を中止していた。