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会田誠さんは「国にとっても文化にとっても良いことが一つもなく、悪いことばかりあります」と危惧した。
「表現の不自由展・その後」が中止となった問題をめぐり、文化庁は、採択を決めていた補助金約7800万円全額を交付しない方針を固めた。
文化庁は、表現の不自由展などが開催されている「あいちトリエンナーレ」への補助金を全額交付しない方針を固めた。
愛知県の検証委員会は、不自由展の作品について「展示すること自体に問題はない作品」だが、「制作の背景や内容の説明不足」があると指摘した。
8月1日から始まった不自由展は、慰安婦を表現した少女像や、昭和天皇を含む肖像群が燃える映像作品などを展示したが、テロ予告や脅迫が相次ぎ、展示を中止していた。
「日常で感じる不自由を可視化し、扉を開けたい」。「あいちトリエンナーレ2019」参加アーティスト有志が「世界中の不自由の声」を集めるプロジェクトを進めている。
県の検証委員会主催で、約80人が参加。検証委はこの日の意見も踏まえ、中止に至ったポイントや判断の妥当性について中間報告をまとめる。
あいちトリエンナーレで上映へ。その狙いは「過去の幻想を再生産するより、裸になって、テレビの自画像をしっかり描く」
「表現の自由は、言論の自由に直結している。自分自身の考えを自分で決めるという自由に、自分の人生を自分で決めるという自由に直結しています」。参加アーティストらが記者会見しました。
あいちトリエンナーレ芸術監督の津田大介さんと、「表現の不自由展」実行委員会が別々に会見を開く事態に。