SNSとの距離
「SNSって、答えが出せないと思う。SNSを見ないことが最高の防御にもなると思う」とSNSとの向き合い方についても語った。
亡くなったプロレスラーの木村花さんが出演していた人気リアリティ番組「テラスハウス」の制作中止が決まった。公式Twitterで発表した。
『テラスハウス』に出演していた彼女/彼らは人目に晒されることに慣れないまま、突然SNSによる罵詈雑言を受け止めなくてはならなかった。木村花さんの死は、リアリティ番組の問題を浮かび上がらせる。
寄せられた誹謗中傷や脅迫行為などに対しては「法的措置も検討しています」と明かした。
人は時に、傷つけられた言葉を背負って生きていかなければならなくなる。誹謗中傷やいじめをしてもいい理由なんて絶対にないのだ。
5月23日に亡くなった木村花さんがSNSで誹謗中傷を受けていたことをきっかけに、対策への関心が高まっている。
木村花さんの訃報を受け、実効性のある取り組みを行うと声明。誹謗中傷への対応を、SNS運営会社に求める声があがっていた。
木村花さんがSNS上で誹謗中傷を受けた後に亡くなったことについて、対策や見解を問われた。
匿名の書き込みで相手の尊厳を傷つけ、追い詰めるネットの誹謗中傷は「指殺人」とも呼ばれる。「加害者の法的責任を問いたくても、被害者が泣き寝入りすることがほとんど」。ネット問題に詳しい弁護士は、法制度の不備を指摘する。
木村さんの死因などの詳細は明らかにされていないが、ネット上での誹謗中傷を問題視する声が噴出しており、芸能界などからも多くの人々が声をあげている。