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年の瀬を前にして、「年末年始の支援」の準備に追われている。役所の閉まるこの期間、住まいもお金もないまま路頭に迷う人が多く出ることが見込まれ、食品などを配布する相談会が2021年も多く開催される。
事件事故の被害者と加害者の垣根なく支援を目的にした団体が発足しました。分断や対立を煽るのではなく、双方が生きやすい社会作りの大切さを訴えています。
第5波の中、多くの人が自宅に放置され、命を奪われたコロナ禍2年目。炊き出しや相談会の現場にも発熱した人が訪れ、支援者たちが対応に追われた夏。そんな2021年がそろそろ終わる━━。
“今晩”なんとかできる『せかいビバーク』を立ち上げた、つくろい東京ファンドの佐々木大志郎さん。この支援を思いついたきっかけについて話を聞いた。
「出世払い」型の奨学金のほか、コメや野菜の現物支給、それに速やかな現金支給が挙げられた。
コロナ禍が始まって一年半。この間、「路上やネットカフェにいる人が感染した場合」なんて、いくらだって想定できたし、その準備は当然なされるべきだった。しかし、国は本気で本当に、何も準備していないようなのだ。
「ヤバい、これ、ちょっと癖になりそう…」。そんな言葉が私の頭をよぎった。「模擬生活保護申請」の研修で、私が「役所の意地悪な職員」役となり、生活保護申請したい人を妨害するというロールプレイをしていた時のことである。
数えきれないほどデモをし、政策提言をし、国会議員や省庁に訴えてきた十数年。「変わらなさ」に心が折れそうになることもあった。だけど折れずに続けていられるのは、この活動は「人を支援する」ことがメインだからだ。
呼びかけ人は、「ミャンマー料理を味わいながら支援していただけたら」と話しています。
年末年始に引き続き、GW中、2回目の大人食堂が開催された。相談員をしながら、「なんかすごいことになってきたね」「終わりが見えないね」という言葉を支援者たちと何度も交わした。目の前の光景に、時々頭がクラクラした。