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新型コロナによる生活苦で「短時間ですけれども美人さんがお嬢(性風俗サービス従業員)やります」と発言。それを「おもしろいこと」と表現していた。
社会において何かのしわ寄せがいくのは、きっと20代の私と同じような立場の人たちだ。
出演するラジオで、リスナーからの悩みに答える形で発言。生活に困窮する人が出ることを肯定するような発言に批判が集まっている。
生活保障という観点からこの政策の不十分さを指摘したい。そして長期におよぶ感染拡大を抑える取り組みのために、どのような施策が必要なのかを考えていこう。
特に痛感したのは、多くのフリーランスがなんの補償もないままに放り出されているということだ。そのような形態で働く人たちの「保証」に関する制度はまったく作られていない。
親を亡くした遺児たちが、新型コロナの影響で生活困窮に陥っている。遺児を育てるひとり親の多くが非正規雇用のためだ。支援団体は緊急支援金の交付を決めた。
私が事務局長を務めるNPO法人POSSEの窓口には、このような逼迫した相談が数多く寄せられている。「新型コロナの影響で困った人のため」に現金支給や特例貸付など、さまざまな対策がとられてきたはずなのに、その対策では救われない人たちが少なくない。
情報がなく、支援につながれないまま、一人で途方に暮れている人が多くいる。
2008年9月に起きたリーマンショックによって生じた「派遣村」から12年ーーー。新型コロナウイルスの感染拡大による失業者や困窮者について考える。
新型コロナウイルスによって停滞する経済。特に飲食業や観光業、ライヴハウスやカラオケなどが大打撃を受けている。これから生活困窮に陥る人が大勢出るだろう。