amamiyatokororin
「生活保護を利用したことで、こんなふうに支えられた」という事実こそが知られるべきなのだ。大変な時は国が支えてくれるという安心感がもっと広まれば、今の殺伐とした状況は変わるだろう。
「誤解を生んだ」「差別の意図はなかった」「悪意はなかった」というのはよく使われる言葉だが、多くの差別は、悪意も差別の意図もなく行われると思うのだ。
開票の20時になった瞬間、続々と自民党の大物議員が落選ラッシュ。こんなに選挙結果で興奮したのは久々だ。思えば相当長い間うっすらと絶望させられていたのだと、この結果を受け、改めて、気づいた。
一連の闇バイト強盗は政治の無策のツケに思えて仕方ない。なぜなら、この社会は若年層のホームレス化を放置してきたからだ。その果てに今、とうとう「犯罪者化」が起きているのだ。
ハマスによるイスラエルへの攻撃から1年。「僕、サラマはこの大きな監獄から出ることができません。しかし、僕の言葉と声が世界に届きますように」。今まさにガザにいるサラマさんの言葉だ。
90年代はパワハラやセクハラは恐ろしいほど放置されていた。しかし、令和の今、それらは「加害」と紙一重のものとなっている。そんなことに戸惑っている男性は私が想像するよりおそらく膨大にいるのだろう。
「袴田巌さん、再審で無罪」。ニュース速報で流れたその文字に、「よかった……」と口にしたものの、失われた時間のあまりの長さに次の言葉が見つからなかった。
石丸伸二氏ら「勝ち組ロスジェネ」。こういう人がトップになったらどうなるかは、火を見るよりも明らかだ。多くのものを「改革」と言いながらガンガン切り捨てていく姿が目に浮かぶ。
どんなに立派なことを言おうとも、「失われた10年」を「失われた30年」へと引き伸ばし、GDP世界2位から4位へと転落させるなど、日本をここまで衰退させた張本人であり大戦犯こそが自民党議員ではないか。
「弱者」という言葉は非常に取り扱いに注意が必要だ。なぜなら誰もが「かわいそうな人間」などと扱われると腹が立つからである。というか、「憐れむ」ことは一種の暴力だと私は思う。