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とうとう「祭り」が始まった。7年ぶりの日本での開催。いろいろな発見があったが、とくに突きつけられたのは、日本が貧しくなったことだ。
香港の民主活動家・周庭(アグネス・チョウ)氏は、未許可デモを組織するなどした罪で実刑判決を受けて収監され、6月12日に出所した。
昨年6月末に施行された香港国家安全維持法のもとでは政府批判も容易ではなく、釈放後もかつてのように自由にもの申すことは難しくなりそうだ。
米国総領事館職員に「現地の法的アドバイスをする以外に、できることはない」と告げられた。
作品を海外に移したり、香港を離れることを選択する香港のアーティストたち。政治的なメッセージを含んだ作品の制作を控えるなど自己検閲が強まる中、阿塗さんは香港にとどまり心のままに制作を続ける。
「香港で人を逮捕して、大陸に連れて行って裁判にかけるということを、かなり限られた条件とはいえ可能にするとしています」(立教大学・倉田徹教授)
デモを呼びかけた民主派団体は反発を強めている
かつて香港はアジアを代表する映画産業地帯だった。97年の返還で、香港映画が自由な時代は本当に終わったのだろうか。香港の新しい物語を語る『淪落(りんらく)の人』が日本で公開される。
香港政府に対しても「北京当局の機嫌を取るために、香港の若者たちを犠牲にするべきではありません」と呼びかけている。
香港当局は「逃亡犯条例」改正案の審議を妨害したとして、民主派議員計7人を訴追する方針だ。