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2025年は「戦後80年」の年である。まがりなりにも80年、戦争をしてこなかったということ。それって実は、奇跡的で本当にすごいことだと今、しみじみ思う。
「長期的な支援や、安心して集まれる安全な場所の必要性を強く感じました」「大人への不信感や抵抗感が強い子どもたちがたくさんいます。信頼関係を築き、頼れる大人がいることを知ってもらえれば」(D×P理事長の今井紀明さん)
2024年は、能登半島地震とともに始まった。元日、私は「大人食堂」でやはり相談員をしていた。あの時感じた長い揺れを今もはっきりと覚えている。そして、今も現地には「復興」とはほど遠い光景が広がっている。
虐待やネグレクトなど様々な理由から経済的困難や孤立に苦しむ若者たち。NPO法人「D×P」には日々、そのような若者たちからSOSが送られてくる。
子ども支援の国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」が給食がなくなる冬休みにあわせ、経済的に困難な状況にある子育て中の5006世帯に食品などを詰め合わせた「子どもの食 応援ボックス」を配布します。
一連の闇バイト強盗は政治の無策のツケに思えて仕方ない。なぜなら、この社会は若年層のホームレス化を放置してきたからだ。その果てに今、とうとう「犯罪者化」が起きているのだ。
90年代はパワハラやセクハラは恐ろしいほど放置されていた。しかし、令和の今、それらは「加害」と紙一重のものとなっている。そんなことに戸惑っている男性は私が想像するよりおそらく膨大にいるのだろう。
低賃金・非正規雇用で働く行政職員や女性のパート、学生アルバイトの実態を綴った著書『エッセンシャルワーカー 社会に不可欠な仕事なのに、なぜ安く使われるのか』が話題の筑波大学・田中洋子名誉教授に話を聞きました。
2日連続で多くの悲鳴に触れた相談会。感じたのは、政治への怒りだ。「岸田さんがこの年金で暮らせるのか、ご自身が一度経験してみてほしい」。こういった庶民の声に、政治はどう答えるのか。
気候変動の影響で年々、気温が上昇する中、経済的に厳しく弱い立場にある人たちが最も影響を受けています。電気代が家計を直撃し、エアコンをつけることを躊躇する家庭があります。