gaza
人道問題の研究者である長有紀枝さんが、日本は「国際規範の砦」だと語る理由は。国際刑事裁判所(ICC)で「特別な地位」にある日本が果たすべき役割とは何か。【インタビュー】
「紛争や戦争の『質』が、この数年で大きく変化しました」。ジェノサイド予防の研究者で、実務家でもある長有紀枝さんに、世界各地の人道危機に対して私たちにできることを聞いた。
「支援すべきは今、明日ではない」食料が枯渇するガザの危機的な状況を支援者らが訴えている
ガザ地区では、紛争の影響で長期間に及ぶ食糧危機が起きており、事故以前からパンの店舗などに群衆が殺到していた。食糧危機が生んだ悲劇はどのようにして起きてしまったのか。
車にひかれた妹を背負ったガザの少女は、妹の治療を求めて裸足で2km以上歩いたと報じられている。
「人道支援者たちの命が、かつてないスピードで奪われています。その勇気と人道的精神が、銃弾や爆弾で迎え撃たれているのです」(国連人道問題調整事務所のトム・フレッチャー事務次長)
職員1人が殺害されたセーブ・ザ・チルドレンは、「私たちの悲しみと憤りを表す言葉が見つかりません」と声明で述べている。
アメル・ナーセルさんの写真展が、東京藝術大学で開催された。実行委の砂守かずらさんは、「ガザの外にいる私たちは、パレスチナについて話し、今起きていることを可視化し続けないといけないと感じています」と語る。
イスラエルとガザの2023年の武力衝突以降、ロイター通信やアルジャジーラ、Getty Imagesがこれまで伝えてきたガザの日常や楽しみを守ろうとする人たちの姿を振り返る。
国際人道法は、紛争当事者に対し、生徒や教師、学校への攻撃を慎むよう求めている。だがこの1年あまりで、ガザ地区のほとんどの学校が部分的または完全に破壊された。