gaza
15カ月に及ぶイスラエルの攻撃で、壊滅的な状況に陥っているパレスチナ・ガザ地区。待ち望んだ停戦を、支援者らはどう受け止めているのでしょうか
イスラエルとイスラム組織ハマスが停戦に合意。6週間の停戦のほか、人質の解放も合意内容に含まれる。1年3カ月以上にわたる戦闘で、ガザ地区では4万6000人以上が殺害された。
イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区の病院に対して攻撃を続ける中、子どもたちが低体温症で命を落としている。
「From Ground Zero」は、イスラエルによる攻撃が続くガザで生きる22人のパレスチナ人監督らによって制作された。
人道問題の研究者である長有紀枝さんが、日本は「国際規範の砦」だと語る理由は。国際刑事裁判所(ICC)で「特別な地位」にある日本が果たすべき役割とは何か。【インタビュー】
「紛争や戦争の『質』が、この数年で大きく変化しました」。ジェノサイド予防の研究者で、実務家でもある長有紀枝さんに、世界各地の人道危機に対して私たちにできることを聞いた。
「支援すべきは今、明日ではない」食料が枯渇するガザの危機的な状況を支援者らが訴えている
ガザ地区では、紛争の影響で長期間に及ぶ食糧危機が起きており、事故以前からパンの店舗などに群衆が殺到していた。食糧危機が生んだ悲劇はどのようにして起きてしまったのか。
車にひかれた妹を背負ったガザの少女は、妹の治療を求めて裸足で2km以上歩いたと報じられている。
「人道支援者たちの命が、かつてないスピードで奪われています。その勇気と人道的精神が、銃弾や爆弾で迎え撃たれているのです」(国連人道問題調整事務所のトム・フレッチャー事務次長)