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中国が隣接する広東省深圳に人民武装警察部隊を集結させて圧力を強めるなか、香港市民らは大規模デモを継続するという「決意」を表明した形になった。
中国は香港との境界付近に人民武装警察部隊を集結させるなどして圧力を強めているが、抗議活動の収束には向かっていない。
「自由」を「夢」に例え、ポストイットに抗議の声を乗せる若者たちがいた。
香港メディアは「アメを配る」という表現で批判。予算のばらまき政策で、市民を懐柔する狙いとみている。
警察側がデモ隊を排除する過程で参加者の女性が右目にけがを負うなど、デモが激化していた。
中国政府はデモに多くの従業員が参加した香港の航空会社に「警告」を出すなど圧力を強めているが、逆に若者らは反発を強め、国際社会に連帯を呼びかけている。
「もううんざり。変わる時はとっくに過ぎています」とグループ代表者は話した。
デモ参加者は、個人が特定されないように、黒いTシャツやヘルメットなど似た装いで統一しているが、参加者を威嚇する狙いがあるとみられる。
先住民グループはこれ以上数が増えることを望んでおらず、10年にわたって反対の活動が行われてきた。日本も建設に関わっている。
デモ隊は「逃亡犯条例」改正案の撤回を求め、議場内に英国植民地時代の香港の旗を掲げるなどした。