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映画『教育と愛国』についてはもう語りつくせないが、政権に都合の悪い史実に関わる人々が、どんどん窮地に陥る様が描かれている。そうしてみんなが萎縮した先には、何があるのだろう?
侮辱罪厳罰化法案が参議院で審議入りした。「萎縮につながる」などの懸念の声が上がる一方で、「誹謗中傷や攻撃が繰り広げられている今のネットの状況」を一刻も早く、より安全なものにする制度づくりも急がれている。
「高円寺からカオスをとったら何も残らない!」「普通の綺麗な街にしてどうするんだ!」。3年ぶりに再開発に反対する「やっぱり高円寺再開発いらないパレード」が開催された。
猫の介護に追われた連休。そんな中届いた『創』6月号にはウクライナのペットたちの写真が掲載されていた。戦争でもっとも犠牲になるのは子どもや女性など弱い立場の命で、そこには間違いなく、動物たちも含まれる。
コロナ禍で女性の困窮が深刻化してきたことを受け、2021年3月に始まった「女性による女性のための相談会」。スタッフ、ボランティア、参加者も全員女性の相談会は3回目となり、これまで受けてきた相談は600件を超える。
「イラク・アフガン戦争から生還した兵士200万人のうち、50万人が精神的な傷害を負い、毎年250人が自殺する」。こうして戦争は、未来の自殺者を確実に増やし、その家族にも、社会にも大きな影響を与えるのだ。
コロナ禍3年目、止まないどころか深刻度を増すSOSの声。そんな中、始まった戦争。ウクライナでもロシアでも膨大に貧困層が生み出されるという予想がある一方、私たちの生活への影響もどんどん大きくなっていくだろう。
「深刻な現場で取材、活動を続けていますが、辛くなったりしませんか?」。確かに落ち込んだり、メンタルにダメージを食らうことは多い。それでも活動を続けていられるのは、ズバリ、ライヴがあるからだ。私の場合、主にヴィジュアル系バンドのライヴだ。
ウクライナが侵攻されてすぐ、ゼレンスキー大統領は総動員令に署名し、18〜60歳までの男性の出国が禁止された。「ウクライナのために戦う」以外の選択肢が認められない成人男性たち。そして「戦えない人」は、いったいどういう扱いを受けるのだろう━━。
ウクライナ侵攻とほぼ時を同じくして公開が始まった映画『チェチェンへようこそーゲイの粛清ー』を観た。チェチェンでは同性愛は「恥辱」と捉えられており、特に2017年から凄まじい迫害と弾圧に晒されているというのだ。