セレブリティとファンをつなぐ社会貢献オンラインプラットフォーム「The Urgency Network」
国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使を務めるアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)や、東日本大震災の復興支援にいち早く立ち上がり、チャリティブレスレットを自らデザインしたレディー・ガガ(Lady Gaga)など、世界的セレブリティの多くは、率先して社会貢献活動に取り組み、ファンらへの啓発にも大きく貢献してきました。
そしてこのほど、社会貢献アクションを通じてセレブリティとファンをつなぐオンラインプラットフォーム「The Urgency Network」が設立されました。元ビートルズのポール・マッカートニー(Paul McCartney)、米ロックバンドのリンキン・パーク(Linkin Park)、ヴァージン・グループの創業者で英起業家のリチャード・ブランソン(Richard Branson)が、このオンラインプラットフォームでユニークなチャリティキャンペーンを展開しています。
「The Urgency Network」の特徴は、社会貢献アクションに参加するユーザへの"ご褒美"として、人生でまたとない貴重な体験が用意されている点です。たとえば、国際環境NGOグリーンピース(Greenpeace)のキャンペーン「Save The Arctic(北極を救おう)」では、ポール・マッカートニーのライブを米サンフランシスコで鑑賞できるチャンスが付与されています。
また、「The Urgency Network」では、「フェイスブックで"いいね(Like)"をクリックする」、「ツイッターやフェイスブックで自分の仲間にキャンペーンへの参加を呼びかける」といった比較的簡単なアクションから、オンライン署名やオンライン募金まで、様々な社会貢献アクションが選択できるのも特徴で、より多くのアクションに参加するほど、"ご褒美"への応募口数が増える仕組みとなっています。ユーザにとっては、自分のできる範囲から無理なく、気軽に参加できるのが魅力といえるでしょう。
「世の中に何か役に立ちたい」、「よりよい社会づくりに関わりたい」という漠然とした気持ちはあっても、具体的なアクションへのきっかけは、なかなかつかみづらいもの。社会的に影響力を持つセレブリティがアイコンのような役割を果たし、「The Urgency Network」のようなオンラインプラットフォームを介してファンらとつながることで、社会貢献活動の裾野がさらに広がっていくことが期待されます。