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訪日外国人観光客の、日本旅行のお土産に変化が起きている。
今まで、日本のお土産と言えば、アニメや漫画、フィギュアなどといった日本のポップカルチャーや、J-POPやアイドル、ファッションといった"クールジャパン"の品物が注目されてきた。
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しかし最近になって、外国人観光客が母国に持って帰りたい物に変化が現れ始め、日本に古くから伝わる日本の伝統の品に注目が集まってきているという。
例えば、陶磁器や職人が丹精込めて作り上げたかばんといったものや、「北海道流木こま」(400円+税、写真下)といった実用性からかけ離れたもの、「キートレー」(8,800円+税、写真上)といった高額商品ですら人気。
他にも、ランドセルが成田空港や関西国際空港のお土産店で飛ぶように売れている。今年春にハリウッド女優が赤いランドセルを背負ってニューヨークを歩いている写真が話題になり、アジアのみならず欧米でも人気に拍車をかけた。
特に外国人から受け入れられているのは、海外から日本に来たものであっても日本風に変化させていたり、日本の伝統工芸をモダンにアレンジしたものだとか。
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そんな中、「日本のものづくり」に注目したおみやげ屋を展開する企業も増え始めた。
例えば、SHIPSが展開するお土産セレクトショップ「SHIPS SOUVEN!RS」は、メイドインジャパンとコラボレーションアイテムを中心にセレクトし、さらに編集を重ね、オリジナルな商品を展開。日本にしか無い物を日本人の「編集力」を加えて売り出す事で、外国人の心を掴んでいる。
他にも、日本を代表する世界的な高級車ブランドのレクサスが、日本のモノ創りを世界に発信したいとスタートしたのが「CRAFTED FOR LEXUS」だ。日本の若き匠たちが生みだす、技術・デザイン・素材に優れた魅力的な製品づくりを支援し、レクサスが東京・南青山で展開するブランド体験スペース「INTERSECT BY LEXUS - TOKYO」内で販売し、人気を博している。
訪日外国人観光客にも注目されている「日本のものづくり」。諸外国には真似できない日本の"心"が、外国人にも受け入れられてきている。
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