1958年。
二人で写った写真は、これが初めて。
それから57年経った2015年、一枚の写真が撮影されました。
変わるものは変わり、変わらないものは変わらない。
左:太田幸子 右:太田公武
1958年、新婚の二人。
仕事で北海道に転勤し、間もなくの一枚。
これが二人で写った初めての写真。
右:太田公武(29)建築業/北海道滝川市在住
- 当時の夢「建築など、日本の産業界の発展」
- 当時夢中になっていたこと「ゴルフ」
- 当時つらかったこと「北海道の猛吹雪」
左:太田幸子(24)主婦/北海道滝川市在住
- 当時の夢「北海道に早く慣れて、良い家庭を築くこと」
- 当時夢中になっていたこと「おいしい料理を作ること」
- 当時つらかったこと「ホームシック」
この写真が撮影されてから57年が経過。
変わったことは大きく変わり、
変わらないことはまったく変わらない。
右:太田公武(85)世田谷区在住
- 今の夢「家族みんなが発展していくこと」
- 今夢中になっていること「囲碁と詩吟、一筆画」
- 今つらいこと「健康上ゴルフができなくなったこと」
左:太田幸子(81)世田谷区在住
- 今の夢「孫の世代が戦争に行かない平和な日本であってほしい」
- 今夢中になっていること「木目込み人形づくりと一筆画」
- 今つらいこと「健康上旅行ができなくなったこと」
(発売中の雑誌『東京グラフィティ』2月号からの転載です)