次にやってくる大きなトレンドはなんだろうか?ティーンエイジャーにとってFacebookが終わりを迎えつつあるのだとすれば、やはり話題のSnapChatだろうか?あるいはInstagramなのだろうか?
以下のグラフは、1ヶ月の間にティーンエイジャーたち(13~17歳)がモバイルでどんな「ソーシャル」に打ち込んでいるのかを示す、Family Online Safety Instituteによるデータを表現したものだ。1若者のうち80%以上が毎月メールやテキストメッセージなどを使用していることがわかるが、それ以外にもInstagramやFacebook、そしてTumblrまで様々な利用状況が示唆されて興味深いデータとなっている。
これは、調査対象者のうち何%が1ヶ月のうちで当該サービスに触れているかという指標であるために、正確な利用時間やサービスの浸透具合などは分からない。また、具体的に名前が挙がっているサービスは「投稿」や「メッセージのやり取り」となっているが、SNSとしてカウントされているFacebookに関しては「使用」となっており、その基準が不明だ。
しかし、大枠としてティーンエイジャーにとって「どんなサービスがクールか?」という見当はつくだろう。もちろん、Youtubeに投稿することはブログを書くよりもハードルは高いのだろうが、それでもTumblrの人気には驚かされる。また、ask.fmが人気なのも意外だろうか。
ほんの昔に、一世を風靡した「チェックイン」という行為が、ティーンエイジャーにとってはそれほどイケてる行為ではないことも興味深い。ああ、懐かしきFoursquare。
ティーンエイジャーは、しばしば人気サービスの牽引者だ。彼らの密かなトレンドを知ることができた者だけが、Facebookの登場を早期に予測することができ、そして「ネクスト・ビッグ・シング」の波に乗ることが出来た。もちろん、次のトレンドはこのグラフの中には描かれていないだろうが、だからこそ彼らの動向に注意深く眼を向けることが求められるのだ。
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(※この記事は11月28日に掲載されたTHE NEW CLASSIC「次の大きな波は?10代のソーシャル利用を表す1枚のグラフ」より転載しました)