みなさんは、「あいつには絶対無理」とか、「そんなこと100%あり得ない」なんて言葉を使われますか?
そうですね~、他には「いつも ~ だ」や「必ず ~ になる」とかですね。
話し相手がいるときもあるでしょう。
心のなかで語る、セルフトークもありますね。私も、そんなことばが出ることがあります。
その瞬間って、100%できない。100%起こらない。100%こうなる。そう思ってしまいますよね。
そこでオススメなのが、こんな方法なんです。
「絶対」「100%」を言い換えてみる
あっ、今、絶対って言ったな。なんて思ったとき、こんな風にしてみるんです。
絶対 → ほとんど
100% → 99%
いつも → ほぼ
必ず → たいてい
するとどうでしょう。穴ができるんですよね。
ほとんど、ということは、まれに
99%、ということは、1%
ほぼ、たいてい、ということは、たまには
まぁ、奇跡が起きればどうにかなるかもなんて......
確率はとっても低いんです。でも、ことばの上では、1対1ですよね。これって。
すると、100%では無かった選択肢が生まれるんです。
あきらめないでできる可能性を考えてみる
22時に、群馬から大阪に行くなんて絶対無理。新幹線だって無いよ。明日起きてからだな。
...
絶対ってことはないかも?
金がありゃ、タクシーで行けるな。そんな現金で払えないよ。
自分で運転すれば?夜通しなんて、寝そうでコワイな。
「寝てもいい」か、あっ夜行バスはどうかな?23時までに高崎駅に行けば間に合う。
こんなこともあるかもしれません。
1%でもできるなら?ほとんど無理だけど、できるとしたらどんな場合かな?
一見、ゲームのような問いが答えにつながることがあるのです。そしてそれは、自分に対する「言い訳」にもなります。
後で誰かに責められたとき。自分で自分を責めたとき。
無理だ、とは思ったけど、
可能性があるかどうかは、ちゃんと検討して判断したんだ。そう思える根拠になります。
無理だ、と思うにはそれなりの経験や根拠があります。そうカンタンにはひっくり返らないでしょう。
解決が見つかれば拾い物。見つからなくても、
あきらめなかった、という事実はあなたの自信になるのではないでしょうか?
是非やってみてくださいね!
(2016年11月20日「ボトルボイス」より転載)