西日本のあちらこちらで黄砂を観測 その影響は?

きょう16日は九州や中国、四国で黄砂を観測しています。
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きのうに続き、きょう16日は九州や中国、四国で黄砂を観測しています。視程はいずれも10キロメートル以上で、見通しが極端に悪くなっている所はありません。

西日本に黄砂飛来

きのうに続き、きょう16日は未明から明け方に福岡や広島など、九州や中国地方で黄砂を観測しました。黄砂はきのうよりさらに広い範囲に飛来しており、朝には高知など四国でも黄砂を観測しました。視程はいずれも10キロメートル以上で、見通しが極端に悪くなっている所はありません。

今年の春は黄砂が度々観測されています。3月28日から29日にかけては北海道や東北の所々で今年国内で初めて黄砂を観測。その後、4月6日から7日、11日には西日本や南西諸島に、12日から13日は再び北海道や東北に黄砂が飛来しています。

黄砂とは

大陸の砂漠域や黄土地帯の砂が強い風によって大気中に舞い上がり、上空の風で運ばれて、日本などへ降下する現象です。日本では3月から5月に多く観測されます。黄砂の濃度が濃くなると、空が黄色く見えたり、車や洗濯物などに付着したりすることがあります。

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