3Dプリントがあれば、どんなキュートな動物でも救える。たとえば、かわいいチワワのタボルーちゃん(TurboRoo)は、生まれつき前足がなかったが、Makerbotと3dynの3Dデザイナーのおかげで、車輪付きの新しいリードを着けてもらった。車いすならぬ、車リードだ。
3dynの社長Mark Deadrickは、タボルーが車いすを求めているのをネットで見て、小さなカートを設計した。サイズはネットの写真から推定した。彼はそれを明るいオレンジ色でプリントし、それにローラーブレード©の車輪をつけてタボルーの飼い主に送った。今やそのチビワンちゃんは、無料で完全にハッキング可能なスーパーレッグをスクーターのように見事に乗りこなしている。
3Dプリンタなかりせば、タボルーの飼い主はパイプや布などの素材を高い値段で買って、何かを自作しなければならなかっただろう。ところが今では、体に完全にフィットした、オーダーメイドのようなカートをプリントできるし、再生産も簡単、ほかのデザイナーが改作するのも簡単だ。複数作るのも、超簡単だし、新たに大きな費用は発生しない。
動物や人間の人生に貢献した3Dプリントは、今回が初めてではない。最初のロボット義手はこんなのだったが、今では障害者がそれを使って物をつかむこともできる。動物の例では、1月にアヒル用の義足をデザインした人が現れ、最近はペンギンが義足ならぬ義嘴(くちばし)を3Dプリントしてもらった。でも、小さな犬がやっと犬らしく走り回れるようになった光景ほど、ぼくの心を温めるものはない。
おちびのタボちゃんを助けたDowntownPetVetに敬礼!
出典: 3DPrint
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
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(2014年8月9日「TechCrunchJapan」より転載)