というわけで行ってきましたよ。
現在開催中の展覧会です。
会場はですね
3つの世界が混在して遠藤ワールドを展開しておりました。
遠藤さんがこれまで世界各地で収集してきた建築のミニチュアが飾られております。
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このコーナーはちょっとみうらじゅんさんみたいなテイストですね。
そして遠藤さんがこれまで設計した建物のコンセプト模型たち
そして!本当にあった
新国立競技場案
誰にも頼まれてもなく、応募もできないのに!です。
なぜ、設計を続けてきたのか?
に対する回答です。
図面
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これは配置図ですね。
どうやら明治公園は公園のままですね。
こちらが平面図
数カ所の出っ張りが出入り口のようです。
見直し設計コンペ要望にある陸上トラックと球技の併設型ですね。
続いて断面図
確か7万人収容でしたか?
高さは50メートル前後ですが、ゆるいドームになっていますので周辺高さは実感では30メートルくらいでしょうか
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構成は非常に単純化されています。
いわゆる海洋生物、イソギンチャクとかクラゲ、そして植物プランクトン型ですね。
鳥瞰図です。
続いて外苑西通り
当たり前のことですが人工地盤は無しです。
内部パース
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というのが建物の概要です。
で、ここからどうしてここまで単純化しているのか
ですが
工程管理です。
はい、出ました。
ショートケーキ方式、ピザ方式、お好み焼き方式(ただし広島風は除く)ですね。
施工期間を短縮化しようというものです。
2019年の春完成予定?じゃあラグビーワールドカップも視野に入りますね。
そして断面詳細
ここにいろいろな工夫があるのですが、後ほど解説します。
ピンク色の※脚注は私が加筆したものです。
(2015年11月16日「建築エコノミスト 森山のブログ」より転載)