この一両日、下記のような記事が出ました。
さらには、次のような記事
う~ん、もうね、なにをかいわんや
国破れて山河あり
諸行無常の響きあり
月日は百代の過客にして
よどみに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて
つれづれなるままに、
えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけ
山椒魚は悲しんだ、名前はまだない。
そして俺は激怒した。
水素エネルギー活用と新国立競技場問題とは、
なんっの関係もねえから。
水素活用とは経済産業省が5年ほど前から取り組んでいる政策目標のひとつだけど、水素もってきたからって、バカ建築の構造が整合したり、残土が消えたり、芝生がちゃんと根づいたり、サブトラックが生じたり、周辺環境に好影響を与えるわけでもなんでもねえ!
水素は水素!建築問題は建築問題。
理数系に弱い政治家の先生に誰がわけのわからんこと吹き込んでんだよ!ちゃんと教えてあげなさいよ。
というわけで、新国立競技場計画の問題点についての続きだ。
第三の「やっちまったなー」はこの断面図に隠されている。
前回で見つけた基礎の下にあるなんか変なもの
これ、実は南北断面にも書いてあるんだ、分かりにくく点線で。
分かりやすく青く染色してみたよ。
あれっ?
これ、一年前にやったよね。
輪ゴムだよ。
この屋根は自重でつぶれてしまうんだ。
となってしまうから、
どうすんだ?
とけんじろう先生が仕掛けを解説してたやつ。
結局解けなかったんだあ、、
やるのかあ、、
バカアーチにバカ基礎。
スラスト止める方法がなかったのか、、、orz。
これか、斉藤公男先生が突如「建築ジャーナル」で、微妙な記事を書かれてた理由は。おそらく、斉藤先生がやめさせようとした部分。
「タイバー」の登場です。
しかも基礎下で。
競技場の必要機能とはまったく無関係なのに、この計画のアホウさを拘束して、健全に計画され得る建築を弱らせるためだけに存在する寄生体、実施設計者たちを心底困らせている部分です。
そして、森喜朗元首相にその真実が知らされていない、無意味なキールアーチとタイバーのセットです。
こいつがあるせいで施工費が下がらない、そして設計も工事も間に合わなくなってしまうという元凶の満を持しての登場であります。
この寄生虫の卵にはザハ・ハディドのDNAが入っていますが、国立競技場計画に産み付けたのは安藤忠雄さんたちです。
(2015年3月10日「建築エコノミスト 森山のブログ」より転載)