北海道の寒さに負けず、エンジン開発は続く― ロケット開発の現場より（157）

性能や点火特性について、短秒時実験で追い込んでいます。フライト用エンジンの実験ももう20回を超えました。

来週まで短秒時実験を行ったら、12月からは長秒時実験、ジンバル燃焼実験と、大事な燃焼実験が続きます。 #HuffRocketpic.twitter.com/3hatYHXIRy

— なつのロケット団公式 (@natsuroke) November 25, 2016

性能を詰める試験の最終項目として、ノズルスカートを円錐形状からベル型形状にした試験を行いました。

左がこれまでの円錐型ノズル、右が今日行ったベル型ノズルの試験です。見事性能向上！

やっと長秒時試験ができます。#HuffRocketpic.twitter.com/xyAXHnbfRk

— なつのロケット団公式 (@natsuroke) November 29, 2016

ベル型にすると性能が上がることはわかっていましたが、設計を上手くやらないとかえって性能が下がってしまうことから、今まで円錐型ノズルを使っていました。

JAXAの方のご協力などもあり設計が固められたため、満を持してベル型ノズルの実験を行ったというわけです。#HuffRocket

— なつのロケット団公式 (@natsuroke) November 29, 2016

短秒時実験のまとめは、クラウドファンディング(https://t.co/r0RUef8PxT)とファンクラブ(https://t.co/yPqsXXmglP)のページでご報告させて頂きますのでお楽しみに！支援者の皆さん、お待たせしておりますm(._.)m #HuffRocket

— なつのロケット団公式 (@natsuroke) November 29, 2016

最低あと1回点火条件の試験を行った後、残るエンジンの試験項目は「長い時間の燃焼実験で耐熱性能を見る」「ジンバル機構と組み合わせた燃焼実験のデータを取る」の2点です。

本当は夏に終わりたかった短秒時試験ですが、点火周りの足踏みで冬になってしまいました。#HuffRocket

— なつのロケット団公式 (@natsuroke) November 29, 2016