湘南や生見海岸に物足りなくなったら、思い切って海外へ。近郊ビーチがオフシーズンでも、スリリングな波は世界のどこかで必ず見つかるもの。メキシコ奥地の小さな砂浜のロッジにしても、ブラジルのグラマラスなリゾートにしても、ここで紹介する10軒に向かえば、今すぐ波が迎えてくれます。
~ コスタリカ|ニコヤ半島 ~
エコフレンドリーな藁葺き屋根のロッジが並ぶ「ハーモニー・ホテル」からビーチまでは、ジャングルをさっと抜けて徒歩2分。目の前に広がるのは、一年中コンスタントな波に恵まれた砂浜プラヤ・グイオーネス。ホテルにはサーフボード・レンタルやインストラクターも揃っていて、地元で一番のスポットを教えてくれます。
~ 米・カリフォルニア州|ハンティントンビーチ ~
南カリフォルニアのハンティントン・ビーチは、"サーフシティ"というあだ名が付くほどサーフィン文化と由縁が深い土地。ビーチサイドにある「ショアブレイク・ホテル」では、サーフボードや大きく引き伸ばされたサーフィン写真が至る所に飾られています。自分は泳がないという人も、客室バルコニーから眺めるサーファー・ウォッチングは楽しめるはず。大会シーズンに合わせて行けば、世界トップレベルのサーフィンを間近で見ることもできちゃいます。
~ ニカラグア|サン・フアン・デル・スール ~
「ペリカン・アイズ」が佇むビーチタウン、サン・フアン・デル・スルが、サーファーの間で注目されるようになったのはもうずいぶん前のこと。けれど、観光地化が始まったのはつい最近のことだから、まともなインストラクターもまだ見つかるし、波取り争いもほとんどありません。
4. Playa Viva
~ メキシコ|シワタネホ ~
パーティー度数もテクノロジー設備も控えめで、環境に優しい「プラヤ・ビーバ」ですが、サーフィンに関しては勢い隠しません。8棟ある藁葺き屋根のカシータからは、メキシコ太平洋岸でも屈指の良質な波を確認できるはず。もし目の前のビーチに飽きても、車を1時間も走らせれば、最低6つのサーフスポット(上級者向けパイプラインに出会えるスポットもあり!)にアクセスできます。
5. Dream Inn
~ 米・カリフォルニア州|サンタクルーズ ~
サンフランシスコから120km南にあるサンタクルーズは、北カリフォルニアを代表するビーチタウンで、サーフィン文化も色濃い街。ボードウォーク沿いに60年代からあった寂れた中層ホテル「ドリーム・イン」は、近年ミッドセンチュリー・モダンのインテリアへと新装され、サンタクルーズに似合うちょっとレトロでお洒落なビーチサイド・デザインホテルへと生まれ変わりました。
~ ブラジル|リオデジャネイロ ~
サーフィン目的でリオに来たなら、イパネマビーチなんて無駄な寄り道はせず、まっすぐジョアティンガへ。一日たっぷり波遊びをしたら、崖の上の「ラ・スイート・バイ・デュッソル」でゆったり疲れた身体を癒しましょう。日が暮れても水に触れていたいという人も、ここなら満足。全7部屋のこのホテルは、こじんまりしていても2つのプールを完備。しかもどの客室に当たっても、オーシャンビューは保証付きです。
7. Ruschmeyer's
~ 米・ニューヨーク州|モントーク ~
夏の週末となると、お洒落なニューヨーカーがこぞって集まるロングアイランド東部のイーストハンプトン。その東端に位置するモントークは、ニューヨークきってのサーフスポット。小綺麗な素朴さを残したレトロなインテリアには、さすがのセンスが光ります。ホテルでサーフィンレッスンをアレンジしたら、無料レンタル自転車でさっそくビーチへ。
~ ブラジル|サンタカタリーナ ~
「ポンタ・ドス・ガンショス」では、ボードを積んだワゴン車ではなく、ヘリコプターで訪れるゲストを迎えることのほうが多いはず。でも、だからといってサーフィンと縁遠いというわけではありません。すぐ近くのサンタカタリーナは、ブラジル内屈指の波に出会える場所。しかもホテルだって雰囲気たっぷり。緑茂る丘にあるシックなプチ・バンガローからは、ベランダのハンモックや長イスに横になったまま、海の景観を眺めることができます。
~ オーストラリア|ゴールドコースト ~
毎年、世界選手権も行われるサーフィンのメッカ、ゴールドコースト。ビーチから徒歩2分の「キューティー」は、サーフィン目当てで訪れる人にも当然おすすめだけれど、単にこの街のエキサイティングなライフスタイルを楽しみたいという人にも便利。ポップで賑やかなバーやレストランは、地元の人も訪れる遊び場になっています。
10. Tower 23
~ 米・カリフォルニア州|サンディエゴ ~
サンディエゴといえば、南カリフォルニアならではのゆったりとした生活のリズムが魅力。太平洋を目の前にした「タワー・23」にステイすれば、起きたら朝食後すぐサーフィン、ランチを食べてお昼寝して、夕方またビーチに戻りつつ、夜はまたホテルのバーでひと遊び、なんてことも可能です。
From: Tablet Magazine
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