沖縄市・コザ十字路の商店街に世界最大級の壁画が出現!

沖縄県中部の沖縄市にあるコザ十字路の商店街「銀天街」に巨大な壁画が出現した。

沖縄県中部の沖縄市にあるコザ十字路の商店街「銀天街」に巨大な壁画が出現した。壁画は、区画整理でむき出しになったビルやアパートの側面を利用し、面積がギネス世界記録の700平米を上回る1600平米、全長は180メートルにもおよぶ。壁画には沖縄戦で破壊され、今は無き越来城(ごえくじょう)の歴史や戦後の異文化社会など、コザで実際に起こった事柄が描かれている。

客足が少なくなった銀天街の発展のため、全国でアートプロジェクトに関わる人たちが中心となり企画がスタート。壁画が描かれることになった数軒の住民の協力を得て、企画から4年の歳月を重ねて壁画を完成させた。制作は沖縄県外から来たプロの職人1人を筆頭に、地域の人材を育てながら作るというコンセプトで総勢10人が携わった。メンバーのなかには、銀天街でレコード店を経営する人や通りすがりの学生などもいた。

今後は、巨大壁画の集客を利用して、「コザまちまーい(まち歩き)」などの観光事業への展開や銀天街に屋台を増やす予定だ。

【場所】

コザ十字路・銀天街

沖縄県沖縄市照屋1丁目

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