スラックラインをやると、スリムなカラダに近づくって本当なのか。
数年前に日本に上陸したばかりのスラックライン。決してメジャーなスポーツではなかったものの、ソチ五輪で銀メダルを獲得した葛西紀明選手がトレーニングの一環に取り入れていたというニュースから、ブームの気配が漂ってきました。
前編では、主にスラックラインというスポーツのこと、その面白さについて解説してきましたが、後編では「ダイエット」の観点からスラックラインの魅力を伝えていきます。
とにかく体幹に効くスラックライン。体幹が鍛えられると、スリムなカラダが手に入ると言われています。その理由を、3つのポイントから紹介していきます。
«その1» スラックラインは体幹が鍛えられて、"ポッコリおなか"が解消される
元々はクライマーの間で遊びとして楽しまれていましたが、不安定なヒモの上で手と足を使ってバランスをとることで、普段意識しない体幹の筋肉を鍛えることができるトレーニングとしても注目されはじめたスラックライン。
体幹=プロスポーツ選手には大事だけど一般人には関係ない、のようなイメージがあるかもしれませんが、体幹が弱いと姿勢が悪くなるだけではなく、ぽっこりお腹の原因にもなります。スタイルを気にしている人はしっかりと鍛えておきたい部分です。
不安定なラインの上でバランスをとろうとすると、体幹がしっかりと使われるだけでなく、いわゆるお腹周りの引き締めにも効果があり、見た目以上にかなり良い汗をかけます。
前述の通り、葛西選手などのトップアスリートも体幹の強化のためにスラックラインをトレーニングに導入しているという例もあり、言ってみればその効果は実証済です。スタイル維持を目指す人はもちろん、「より速く走りたい!」というアマチュアランナーにもオススメです。
«その2» 消費カロリーはランニングの2倍!? 30分で、500kcalを消費。
ただバランスをとりながら綱を渡っているだけ、と思うかもしれませんが、実は消費カロリーが見た目から想像以上に高く、フィットネス効果が高いのもスラックラインの特徴です。
レベル感にもよりますが、スラックラインを30分間プレイすれば、500kcalを消費されるとも言われています。これは30分間ランニングをした時に消費されるカロリーの約2倍!
女性よりも筋肉量が多い男性はもちろん、体重が軽い女性が乗った場合、よりラインが不安定に動くので、その分、体幹を使う動きが増えて活動量もアップ。結果、カロリーの消費にも繋がります。
«その3» その汗のかき方は、まるで岩盤浴!ジワジワと汗がふき出す。
プレイしてみるとわかりますが、ただラインの上でバランスをとっているだけなのに、ジワジワと汗がふき出してきます。しかも、ランニングなどで流すような汗ではなく、カラダの芯から汗が出ているような感じです。
それもそのはず、体幹をダイレクトに鍛えられるスポーツなので、カラダの中の筋肉が徹底的に刺激されて、燃焼するワケです。
特にダイエットをしたい人にとっては、ウエイトトレーニングやランニングも大切だと思いますが、スラックラインで体幹を鍛えるほうが、運動量も多く汗をかけるでしょう。
初心者講習も実施中!ぜひ、一度スラックラインをプレイしてください!
神保町パーソナルトレーニングジム『ZERO Fight&Fit』では、初心者向けのスラックラインイベントを開催しています。今回、取材を受けていただいたチーフトレーナーの岡本さんが、参加者各自にスラックラインの乗り方をレクチャーしてくれる初心者講習を開催しています。
最初の1時間で基本を身に付け、残りの1時間はフリーで楽しく遊べます。不定期開催のイベントなので、気になる方はHPをチェックしてください。
(おわり)
東京メトロ・都営新宿線・神保町駅徒歩1分のスポーツクラブ・フィットネスジム。入会金、登録手数料等は一切無料!面倒な手続きも一切なく、ゴールドジムクラスの設備でサクッと気軽にトレーニングできます。スラックライン体験会はもちろん、ストレッチ講習、姿勢改善、ランニング教室なども開催中。
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