三角パズルに挑戦! 第8回 商標と特許について

こんにちは、数学・教育ライターの鍵本です。先日来お届けしている三角パズルに掲載しているこのロゴですが、ついに商標登録が認められました。

こんにちは、数学・教育ライターの鍵本です。

今回からタイトルにサブタイトルを入れることにしました。

先日来お届けしている三角パズルに掲載しているこのロゴですが、ついに商標登録が認められました。

このロゴは書籍のレイアウトとカバーをデザインしていただいた土方芳枝さんというデザイナーの方に作成していただいたもので、本当にシンプルなロゴでとても気に入っています。今後の海外展開を見据えて現在いくつかの外国企業に接触をしているのですが、このロゴの「三角パズル」という漢字とカタカナは、このまま海外でも使えたらいいなと思っています。

ところで、先日からお届けしている三角パズルの開発で、一番お金がかかった(かかっている)ものは何かおわかりになられますでしょうか。そう、実はこの商標登録と特許の申請です。

実は当初、三角パズルの商標や特許は提出しない方針だったのですが、特許事務所の方にいろいろ教えていただいたところ、それはあまりいい方針ではないとのことでした。

どういうことかというと、ほかの人に自由に使ってもらおうと何も申請しないでいると、逆に世界のどこかの悪者(悪徳業者)が権利をとってしまって、こちらが大きな損害をこうむる可能性も大きいとのこと。今回のパズルのように単純なパズルであればあるほど、その可能性は高いのだというお話でした。商標のほうは日本国内ではとりあえず決着しましたが、特許のほうはまだまだ長い道のりが続いています。すべてがうまくいくといいのですが、ともかく初めてお見せしたみなさんのくいつきがとてもいいことを考えると、必ずいつかはこのパズルが世界的に活躍してくれると確信している次第です。

さて、今回も少し「変化球」なルールの問題と、従来のルール問題の合計2問です。

1問目では10個の○の中に1から10の異なる数字を入れて下さい。周りの矢印の数字がその列の数字の和であることは同じです。数字が大きくて少し難しいかもしれませんが、頂点の3つは数字が入ってるので、実際には7個の数字を入れるだけです。

2問目は従来どおりの問題です。ルールはこちらをご覧ください。周りの数字が抜けている場合がありますので、注意してチャレンジしてみてください。 解答は下のほうのリンクをクリックしたら出てくるようにしておきますので、解けたら答え合わせをしてみてください。

それではいよいよ問題です!制限時間はあくまで目安です。

問題(15) 制限時間5分 1から10までの異なる数字を○の中に入れていきます。

問題(16) 制限時間5分 従来のルールです。

解答はこちら。

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