こんにちは、数学・教育ライターの鍵本です。
前回「三角パズルは教育効果が大きくて楽しい」というお話をしましたが、実際にこんなふうに使ってほしいな、という私の気持ちをここで述べておきたいと思います。
正直このパズルは、難しい人にとってはすごく難しくて、簡単な人にとってはすごく簡単なはずです。すなわち、数学的な「センス」のツボを突いてるパズルだといえるのです!言い換えると、中学校や高校で数学が苦手な人や苦手だった人には、大抵このパズルは難しいはずなのです。
では小学生にとってはどうでしょう? 実は小学生の間でも、この手のパズルに対する得意苦手があるのですが、その差はそんなに大きくありません。ですから、小学生の間にこの手のパズルを克服すれば、かなりの学習効果があるはずです。
高校生に数学を教えている立場としてぜひお伝えしたいのは、もし高校に入学するまでに、この三角パズルをさっと解ける実力をつけて入学していただければ、高校数学の授業内での格差もかなり解消されるはずなんです。
整理して書くと、三角パズルとは、
・小学生や中学生にぜひどんどん解いていただきたい
・数学が苦手だった人も楽しく解いていただきたい
・算数とか数学から離れてる人にもぜひ解いていただきたい
・ご高齢の方の老化防止(?)にもぜひ解いていただきたい
そういうパズルなのです。ぜひやってみてくださいませ!
今回も簡単な問題と難しい問題の合計2問です。難しい問題では周りの数字が抜けている場合がありますので、注意してチャレンジしてみてください。 解答は下のほうのリンクをクリックしたら出てくるようにしておきますので、解けたら答え合わせをしてみてください。
それではいよいよ問題です!制限時間はあくまで目安です。
問題(7) 制限時間3分
問題(8) 制限時間7分
解答はこちら。