日本が誇るファストフード「立ち食いそば」には、「日本一!」と評判の逸品が各地に存在しています。そのひとつ、JR姫路駅で食べられる「まねきのえきそば」をご存じでしょうか。
姫路駅の新山陽本線ホームなどで1949(昭和24)年から食べられているこの「えきそば」、こだわりは麺にあり!「試作の結果、かんすいを入れた黄色いラーメンにたどり着き、当社独自でその製造にのりだし、黄色いそばに和風だしという一見ミスマッチの商品が生まれました」(まねき食品株式会社 ホームページより)とのこと。かんすい入り、つまり中華めん風なんですね。
はるばる姫路まで赴いた編集部スタッフが実食調査したところ、そばつゆの中にはほのかに黄色い麺が。ひと口食べてみると日本そばのようでもあり、中華めんのようなツルツル感もあって、たしかに超個性的!しょう油ラーメンとはまた違う味わいですが、全然ミスマッチじゃないんです。
地元の人にはおなじみのこの「えきそば」、初詣では露店も登場するそうで、料理ブロガー ゆーママさんのブログには「初詣では『駅そば』を分けながら食べました」(http://ameblo.jp/kys-ttt/entry-11971283445.html)
なんて話まで。
なるほど、そばつゆと中華めんの組み合わせってあり!というわけで、今回は日本一の立ち食いそばの気分を味わえる麺レシピを探してみました。
●しょう油ラーメンのような、日本そばのような...「黄そば」
市販の中華麺を茹でたらよく湯切りして、温めたそばつゆをかけたら薬味を乗せて完成!元祖「えきそば」よりも麺のツルツルさをより楽しめます。つゆはだしとしょう油、みりんなどで自作しても、めんつゆを使ってもOK。さっぱりした仕上がりなので、もうひと味ほしいときは揚げ玉や天ぷらなど油モノをプラスするのがおすすめです。
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●器の選び方しだいで、味ってこんなに変わる!?
中華そば×めんつゆというシンプルな組み合わせを中華の丼に入れて食べれば、ねぎラーメン風のお味に。ところがこれを和風の丼にいれると途端にかけそばになるから不思議!器しだいでまったく雰囲気を変えるワザをこちらのレシピで見つけました。なるほど、豚肉や白菜を入れてちゃんぽん風に楽しむのもありですね!
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●つけ麺好きには「ざるラーメン」風アレンジも!
つけ麺好きにはこんなアレンジメニューもおすすめです。茹でたラーメンを氷水で冷やしてキュッとしめたら、めんつゆにつけて召し上がれ。めんつゆは、ネギを入れて熱したごま油をプラスして風味アップ!麺も2玉くらいはツルツルといける絶品レシピです。のりや半熟卵などトッピングはお好みで。
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●【おまけ】こだわりの麺はパスタマシーンでできる!?
どうせなら麺も自分で手打ちしてみたい、そんなこだわり派には、パスタマシーンを使った中華めんレシピを。かんすいの代用で重曹を入れるテクニック、映画『南極料理人』で堺雅人さんが披露していましたね!
▼レシピをチェック!
「まねきのえきそば」は、あまりの人気から姫路ではついにカップ麺にもなったとか。そのおいしさ、もどきレシピだけではなくぜひ姫路駅で実物をご賞味あれ!
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