遠く東京に働きに出ている父から、お盆にエビフライを土産に買って帰るので油とソースを用意しておくように、と速達が届く。
主人公の少年は、父の帰りを待ちながらはじめてのエビフライ(どうしても「えんびふらい」と言ってしまうところがかわいいのです)に思いをはせる――。
どこかで読んだこのストーリーは、30年近く国語の教科書に掲載されてきた『盆土産』という短編。芥川賞作家の三浦哲郎さんの味わい深い一編です。
どっさりのドライアイスとともに父親が夜行列車で大事に抱えてきた「えんびふらい」は、誇らしいほど大ぶりで、まっすぐで、プリプリだったことでしょう。
そこで今回は、定番のごちそう「エビフライ」をおいしく揚げるコツをレシピブログで見つけました。
背と腹に切り込みを入れたエビに...
背ワタを取って殻をむいたエビは、まず背と腹に切り込みを入れてから「竹串」を刺しておきます。こうしておけば油に入れても反り返りません♪
衣をつけて約170度の油でこんがり揚げたら、竹串を抜いて完成です。
竹串に刺すと小麦粉、卵、パン粉もつけやすくなるので、衣も厚すぎず薄すぎずサクサクの仕上がりに。いいことづくめの簡単テクニックなんです。
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まっすぐに揚がったエビフライで、いま話題の「サンドシナイッチ」
エビフライをはさんだサンドイッチってとっても贅沢!
こうしてまっすぐに揚がっていればパンにもはさみやすいですね。手巻き寿司感覚でささっと楽しめる、いま話題の「サンドシナイッチ」はいかがですか?
まさかの進化版サンドイッチ、と人気急上昇中なんです!
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細めのエビも豪華におめかし♪ もち粉でサクサク「太巻き海老フライ」
次は、ちょっとスマートなエビを豪華に見せる「かさましテク」をご紹介。
玉ねぎを入れたマグロのミンチをエビにつけて太くしてから、衣をつけてあげればはい、この仕上がりに。衣にもち粉を入れることでカリカリサクサク感はさらにアップ!
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あまったエビフライで大盛り「タルタルエビフライ丼」の幸せ
たまの揚げ物、と気合を入れてたっぷりつくったエビフライを翌日もおいしくいただくにはこんなアレンジレシピを。
さとう醤油の甘辛だしに、カリッと温めたエビフライと千切りキャベツを入れてさっと味を含ませるだけ。あとはご飯にたっぷりのせて、いただきます♪
キャベツはパリパリ感がほどよく残った方がおいしいので、太めの千切りにしておくのがポイントです。
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ちなみにエビフライといえば、4割の人が「しっぽまですべて食べる」と答えたというアンケート結果も。みなさんは完食派? しっぽ残し派?
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