uematsukiyoshi
なぜ、あのような事件が起きたのか。ここに来て新たな事実が浮上している。ノンフィクションライターの渡辺一史氏の取材によって、裁判でも触れられなかったことが明らかになっているのだ。
「津久井やまゆり園」で重度障害者と職員45人を殺傷したとして、殺人などの罪に問われていた。控訴期限は30日で、弁護人が27日に控訴したが、植松被告が取り下げた。
「(控訴しないと)ずっと言ってきたので筋が通らないし、二、三審と続けるのは間違っていると思う」と述べた
「謝罪の気持ち、反省が見えるのかと思って彼を睨みつけるように見てきたが、一度も見えたことはなかった」と語りました
植松聖被告の責任能力の有無が裁判の争点となっていました。
脳性まひの障害を持ち、障害者と社会のかかわりについて研究を重ねてきた、東京大学先端科学技術センター准教授、熊谷晋一郎さんと考えます。(聞き手:安田菜津紀/2020年1月22日)
自意識過剰で、目立ちたがり屋で、人生を何かで一発逆転したくて…。相模原事件を起こした植松被告は、世界中に掃いて捨てるほどいる若者の1人だった。
作家・活動家として「津久井やまゆり園」事件を追ってきた雨宮処凛さん。法廷で初めて対峙した植松聖被告について聞いた。
「社会保障に多額のお金をかけてる現実をあなたはどう思うんですか?」
「作戦」として夜間に職員を縛るなど、今回の犯行を事前に予告した内容にもなっている。