tero

9.11の首謀者の1人として拘束された、ある男性の手記をもとにした映画『モーリタニアン 黒塗りの記録』。アメリカ政府の検閲によって多くの部分が黒塗りにされたその手記の著者であり、映画のモデルとなったモハメドゥ・ウルド・スラヒ氏に話を聞くことができた。
ただでさえ疲弊しているイラクに、また劣化ウラン弾が落とされてしまったら━━。何かできないかという思いで、私たちは開戦1カ月前のバグダッドに乗り込み、連日「戦争反対」デモに参加した。
容疑者の女が過激派組織「イスラム国」(IS)について叫んでいたのを現場近くにいた人が聞いていた。
授業で表現の自由を取り上げた際に、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を題材にした中学教員がフランスで殺された事件。
「私たちの国民が典型的なイスラム過激派のテロの犠牲になった」
公園では日中に反人種差別デモが行われていたが、警察は事件とデモの関係性を否定している。
人生で初めて足を踏み入れた中東、レバノン。そこには「紛争」や「テロ」といったイメージとはまた違う街並みが広がっていた。
容疑者の男は駆けつけた警察官に射殺された。事件後、警察は「テロ事件とみて捜査している」と発表。
「加害者側の世界を知ること」と「事件報道のあり方」━━。今作にはオリンピックを目前に控えた私たちが知るべき、2つの視点が描かれている。
報道官は「法にもとづいて断固として取り締まり、決して手を緩めず、容赦しない」と述べた。