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菅内閣の閣僚では8月13日に西村康稔経済再生相と岸信夫防衛相が参拝している。
終戦から76年。2020年7月に出版された光文社新書『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』から、終戦前後の様子を伝える10枚を紹介する。
広島への原爆投下後に降った「黒い雨」で、国が援護対象としていた「大雨地域」以外の人も被爆者と7月14日に広島高裁が認めました。
アメリカ兵が持ち帰った謎の日本兵の家族写真。遠い親戚のデビッド・ワッセルさんは「日本の遺族が生きていれば返却したい」と思っている。自身も知らない戦争の歴史をどう次の世代に紡いでいくのか。大戦の歴史を紐解き、持ち主探す旅が始まった。
やめた方がいいとわかっているのに、誰もやめると言い出せない。決断できない。この状況を戦争にたとえる人は多いが、頭に浮かぶのは、太平洋戦争でもっとも無謀と言われる作戦「インパール作戦」だ。
戦中も戦後も詳しい実態調査がなされず、大本営発表の下、日本軍による箝口令(かんこうれい)さえ敷かれた。
遺影の寄贈があるたびに追加展示してきたが、「家族が離ればなれで寂しそう」という声が遺族から寄せられていたという。
激戦地ラバウルの最前線「バイエン」に送られた水木さん。13人の部隊は水木さんを残して全滅。ジャングルを駆け抜け、命からがら生還した彼を待っていたのは冷たい言葉だった。
「この子が戦いに巻き込まれないように、声を大きくして戦争反対を叫べよ」。長男を出産したとき、母から託された言葉だ。母は2人の息子を戦争で失った。
光文社新書『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』から、終戦前後の様子を伝える10枚を紹介する。