shukanshonenjanpu

週刊少年ジャンプの人気連載『鬼滅の刃(きめつのやいば)』。テレビでのアニメ放送終了後もNetflix、Amazonプライムなど20もの配信サイトで展開し、異例のヒットが続いている。
同作に登場したキャラクター「志賀 丸太」が、第2次世界大戦中の「731部隊」や捕虜を意味する“マルタ”を連想させるとSNSで批判されていた。
「女性ファッション誌の編集部であれば、性別関係なく女性のおしゃれ心を理解できることが必要ですし、少年マンガであれば少年の心がわかることが大切でしょう」
少年は「友人に手を出そうとしていたのでやった」と容疑を認めているという。
私は少年時代ひとつの作品として『はだしのゲン』を少年ジャンプで直接読んだ世代です。正直、そのときにこの作品がイデオロギー的に偏向しているとかは解釈していませんでした。原爆は悲惨だと感じながら、当時の多くの読者と同様、申し訳ないですがこの作品に対して関心はあまり持てませんでした。おそらく私より若い世代は、リアルに読んだのではなく、図書館や学校の平和教育でこの作品を知った人が多数だと思います。