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戦後70年を迎える節目の夏、ロングセラー絵本「ぐりとぐら」シリーズの作者・中川李枝子さんにライフストーリーをひもといていく。戦後、中川さんの人生を変えたのは何か。
終戦から70年という節目の年、安倍政権が進める安保関連法案は国民的な議論を呼んでいる。この夏、私たちは戦争や安全保障についてどう考えたらよいのだろうか。戦争をテーマにした画集「NO WAR!」(美術出版社)を上梓した現代美術家、奈良美智さんにロングインタビュー。私たちの戦争と歴史、希望と未来について聞いた。
1945年8月15日、日本は終戦を迎えた。正午には、昭和天皇自ら「玉音放送」を行った。その日、人々はどのように終戦を知り、受け止めたのだろうか。当時の人々が書いた日記や作文を掲載し、70年前の8月15日を追体験したいと思う。
終戦まであと2日に迫った1945年8月13日、新潟市はゴーストタウンのような状態になっていた。市街地はもぬけの殻で、人影は全くなかった。「次に原爆が落ちるのは新潟」と判断した県が知事布告を発令し、新潟市民の強制疎開を命じたからだ。一体、何が起きたのか。
8月11日付の新聞各紙には、まったく方向性の異なる2つの談話が並んで掲載された。
原爆投下当時、広島電鉄の運転士だった増野幸子さんにインタビューした。彼女は70年前のあの日、爆心地から約2.1kmの女学校の寮で被爆。背中に114個のガラス片が刺さる重傷を負いながらも、九死に一生を得たという。
あの名作童話『ぐりとぐら』は、主任保母としてフルタイムで働きながら、2歳児を育てる多忙なワーキングマザーが書いた作品だった。
70年で核兵器の破壊力がどれほど大きくなったかが、インフォグラフィックによって一目で理解できる。
日本時間の8月7日未明、アメリカのトルーマン大統領は声明を発表し、「原子爆弾」であることを初めて明らかにした。
広島に原爆投下されてから、8月6日で70年を迎える。被爆者も高齢になり、当時の体験を語り継ぐことが困難になる中で、広島県に住む30代の女性がユニークな試みが注目を集めている。