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国民審査の対象となる最高裁の裁判官6人の経歴と、「トランスジェンダー女性のトイレ使用制限」など注目を集めた3つの裁判でどんな判断をしてきたかをまとめました。
最高裁は判決で「同性という理由だけで、犯罪被害者給付金の遺族給付金の支給を受けられる遺族に該当しないというのは相当ではない」と指摘した
日本で同性パートナーも法律上の犯罪被害者遺族として保護されるべきと判断されたのは初めてだ
伊藤詩織さんが自身を中傷する複数のSNSの投稿に「いいね」を押され名誉を傷つけられたとして、損害賠償を求めた訴訟で、最高裁は杉田議員の上告を退ける決定をした。
性同一性障害特例法の手術要件について、当事者が「全てのトランスジェンダーが性自認によって差別されることない社会」に向けた法改正の必要性を訴えた。
性別変更に手術が必要とする「生殖不能要件」が違憲と判断されたことについて、LGBT法連合会は立法府に対し、「憲法に反する、制限的な規定は許されない」と表明した。
「生殖不能要件」だけでなく「外観要件」も違憲だとする反対意見を出した最高裁の裁判官3人。それぞれどんな見解を述べていたのか。
最高裁15人の裁判官は、生殖機能をなくす「手術要件」を全員一致で違憲と判断。「過酷な二者択一」だとした
伊藤詩織さんを中傷するイラストの投稿で名誉を傷つけられたとして、損害賠償を求めた訴訟で、最高裁は漫画家はすみとしこさんの上告を退ける決定をした。
トイレ使用制限は「違法」と最高裁。「女性職員側の違和感や羞恥心」などを理由に、制限を「適法」とした二審判決が覆った。女性職員への配慮・影響に関して、第三小法廷の各裁判官はどのような意見を示したのか。