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広島と長崎に投下された原爆を生んだ科学者の伝記映画が日本で公開。倫理学者の宮本ゆきさんは、「核兵器は“いつか起こり得る脅威”として語られる傾向が強い」と指摘する。
アカデミー賞では『オッペンハイマー』が作品賞や監督賞、主演男優賞などを含む7部門で受賞した。
ゴジラについて「戦争や核兵器の象徴」であるとの考えを述べ、「そのゴジラを『鎮める』という感覚を世界が欲しているのではないか」とコメントした。
作品賞の本命は「オッペンハイマー」。「バービー」の冷遇ニュースの裏で起きていることは? 日本からは「君たちはどう生きるか」など3作品がノミネートされています。
映画「オッペンハイマー」は何を排除したのか。アメリカの原爆神話と、被害者の不可視化。宮本ゆきさんは「描かれなかったのは、広島や長崎の被害だけではない」と指摘する。
「原爆の父」の知られざる生涯を描いた伝記映画「オッペンハイマー」の日本公開が決定した。世界的ヒットを記録していながら、原爆が投下された日本ではアメリカの公開(2023年7月)から時間がたっても決定していなかった。