mochizukikoromoe5a191e5ad90
ひとびとが“自動忖度機”と化す日本の怪現象は、いまに始まったことではない。『放送禁止歌』から20年、「事態ははるかに進んでいる」と言う。
空気を読まない森達也が、同じく空気を読まない望月記者にカメラを向けたのだから面白くないわけがない。この映画が描くのは、望月記者を通して浮かび上がるこの国の空気だ。
望月衣塑子・東京新聞記者の自伝が元になった映画「新聞記者」。河村光庸プロデューサーから依頼を受けた当初、藤井監督は「すぐに断った」という。制作秘話を語った。
「平成30年間、首相官邸に権力は集中した一方、メディアの対抗は遅れた」
「身内を困らせ、萎縮を狙っている」。望月記者はそう明かした
作品が6月28日に公開されるのを前に、望月、前川両氏ら4人が対談して権力とメディアについて語った。その主要部分を独占掲載する
「おかしいと思うことはおかしいと記者が指摘せずに誰が指摘するのでしょうか」。
母親とともに改めてハフポストの取材に応じた
女子生徒は、かつての自分と望月記者を重ね合わせていた