minamatabyo
亡き母と兄の代わりに、水俣病に翻弄された家族のことを語り継ぐ夏田美智子さん。「水俣病って腹が立つ、悔しい、憎い(存在)。でも私はそこから逃げられない」
水俣病を世界に伝えた写真家、ユージン・スミスさんと水俣で暮らし、患者たちにカメラを向け続けたアイリーン・美緒子・スミスさん。「この映画は、水俣病も世界の公害問題も現在進行形なんだと、エンターテインメントを通して気づかせてくれる」
実際に水俣を訪ねたアンドリュー・レヴィタス監督。「他の人の助けになるために、自分たちの物語を使ってくださいと、そう言われたんです。本当にすごいことだと思いませんか」
水俣病を世界に伝えた米国人写真家を描いた映画「MINAMATA―ミナマタ―」。市は取材に、映画が史実に即しているかや制作者の意図が不明で、被害者への差別・偏見の解消に資するか判断できない、と説明。
映画は、水俣病を世界に伝えた米国の写真家ユージン・スミスさんの写真集に基づいています。
小泉環境相は「関係する方々の高齢化も進んでいる。手法の確立を目指した取り組みを着実に進めていきたい」と述べた。
その教訓から、日本は学んだと言えるだろうか。