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【加藤藍子のコレを推したい、第7回】脚本家・坂元裕二の最新作「花束みたいな恋をした」は、人間と人間が「不透明」なまま一緒にいるための「文化」の可能性を、詰め込んでいる。
【加藤藍子のコレを推したい、第6回】「逃げ恥」と比較して「持たざる者」のためのドラマとの評価も。しかし、ジルバの価値はそこからも自由なことにあるのだ。
【加藤藍子のコレを推したい、第5回】私たちはもはや、自分自身をたやすく放り出す「ヒーロー」には心を動かされないのだ。
【加藤藍子のコレを推したい、第4回】『夢で逢えたら』(吉川トリコ著)の主人公たちは、あまり友達になりたくないタイプだ。しかし、女たちの最高の景色を見せてくれる。
【加藤藍子のコレを推したい、第3回】映画『魔女見習いをさがして』で主人公たちが置かれている状況は、大人なら多かれ少なかれ経験した覚えがあるようなものだ。
【加藤藍子のコレを推したい、第2回】鬼滅の刃が大ヒットした原因はコロナだけではない。人間を終わりのない競争へと駆り立てる現代の資本主義社会を映しているからだ。
自死という事実それ自体がもたらした衝撃は大きいだろう。だがそれ以上に、過熱する報道や、そういう報道を欲しがる世の中の好奇の目が憎かった。それらは、彼や彼を愛する人たちの誇りを傷つけて余りあった。