koda

ろう者の両親のもとに生まれたコーダである五十嵐大さんの自伝的エッセイが映画化。ろうの当事者が何かしらの形で映画に関われるようにという五十嵐さんの要望は、想像以上の形で叶えられたという。呉美保監督、五十嵐さんにきいた。
『コーダ あいのうた』が6月16日に金曜ロードショーで放送。耳の聞こえないろう者のトロイ・コッツァーさんは、幼い頃『トムとジェリー』を見て演技の世界に憧れたという。
コーダとは「聴こえない親に育てられた、聴こえる子ども」を指す。この言葉が生まれたアメリカに渡り、多感な時期を過ごすコーダたちをカメラに収めたのが映画『私だけ聴こえる』だ。映像を通し、一体なにが見えてきたのか。松井至監督に聞いた。
障がい者だけが障がいの当事者なのだろうか。障がい者の子どもも、親の障がいと生きている。