kazokunokatachi

「家長に従え?長男信仰?ナニソレ」と思っていたけれど、真っ向から否定するのは違うのかもしれない…
PRESENTED BY Rethink PROJECT
ぼくは、聴覚障害者がテーマになる番組を真っ直ぐに観ることができなくなってしまった。どうしても母のひとことが頭をよぎってしまうのだ。
父と私の間には、人と人とが関係をより親密にするための時間が、一切なかった。
「私はずっと、孤独を何かで埋めようとしていました。仕事で有名になることや、お金や、結婚。でも、心の穴を何か、だれかで埋めることは不可能なんだと気づいた」
習慣や思考のクセを「やめてみた」プロセスを描いた、わたなべぽんさんのコミックエッセイ『やめてみた。』シリーズが累計30万部を突破するなど注目を集めている。
複雑な家庭環境で育ち、ブラック企業に就職し、自殺未遂を経験した小林エリコさんが、機能不全の家族から脱するまでを綴ったエッセイを通して捉え直す「家族」の枠組み。
「正規ルート」から外れ、“普通”ではない家族を「つくって」いる人とたくさん出会った。愛と家族のかたちに正解なんてないことは、今となっては自明だ。
一緒に生活していれば、女性というより「人間」として見られることが多くなる。結局のところ、レスの原因は「夫婦関係の問題」でしかないのだ。