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スーツ姿で、日産時代を彷彿とさせる堂々とした饒舌なスピーチを披露したゴーン被告は、大きな身振り手振りで主張を展開した。
レバノン・ベイルートで開いた記者会見で何を語っているのか?
ゴーン被告の記者会見前に牽制か
2019年4月にも、会見予告後に再逮捕されたゴーン被告。会見の代わりに公開された動画では、「陰謀だ」と無実を主張したものの、クーデターを企てた日産幹部の実名部分が弁護側の判断でカットされました。
ゴーン被告は8日午後10時(日本時間)に逃亡先のレバノンで記者会見を開く予定
保釈中の被告が逃走した場合に処罰できるようにするなど、逃走防止に向けた法改正を検討しているという。
「私は正義から逃げたわけではなく、不正と政治的な迫害から逃れた」などといったゴーン被告の声明に真っ向から反論した。
「『国際的に重要な業務』があると依頼を受けたが、乗客が誰かは知らなかった」とも話している。
ゴーン被告の弁護団の1人、高野隆氏がゴーン被告の密出国についてのブログを更新。「裏切られたという思いである」と思いをつづる一方、自身の見解を示し、日本の司法制度への苦言を呈した。
ゴーン前会長の出国をめぐっては仏メディアなどが妻のキャロルさんが計画に関わったと報じており、今回の声明で否定する形となった。