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桜の開花には春の暖かさだけでなく、冬の寒さも必要です。厳しい寒さで桜の花芽の休眠打破は全国的に十分に行われているとみられます。
靖国神社のソメイヨシノの標本木が、今日の日差しと暖かさで次々とつぼみが開き、午後になって発表の目安となる5~6輪の開花が確認されました。
気温の高い傾向が続くことから積雪の多い地域では雪解けが急速に進み、川の水位が高くなったり、雪崩の発生の可能性が出てきますので、注意をしてください。
近年の気候変動や都市化の影響や桜の老齢化などが関係し、桜の開花時期は年々早まる傾向にあります。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、イベント中止やお花見での宴会自粛などが呼びかけられています。
今週末からは寒の戻りがあるものの、来週後半には再び暖かくなるため順調に開花が進んで、3月下旬には見頃を迎える所が多くなる予想です。
この後は、九州北部や関東南部で次々と開花する予想です。