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多くの海外メディアが「racial profiling(レイシャルプロファイリング)」という言葉を見出しに用いて、日本の公権力による人種差別を巡る提訴の動きを報じた。
肌の色や国籍、「人種」などを理由とした差別的な職務質問は「レイシャルプロファイリング」と呼ばれ、国連の委員会も防止に取り組むよう各国に勧告している。
人種差別的な職務質問、いわゆる「レイシャルプロファイリング」問題への関心が近年、高まっています。定義や日本での特徴などポイントをまとめました。
原告女性は最終意見陳述で、「私と子どもは公正を待ち望んでいます」と訴えた。一方、被告の東京都は、警察官らの一連の対応に違法行為は認められないと反論している。
ミス日本グランプリに輝いた椎野カロリーナさんは、ウクライナ人の両親の元に生まれ、幼い頃に日本に移り住みました。自身のYouTubeで幼い頃から抱えていた葛藤や自身のアイデンティティーについて語っています。
弁護団は、肌の色や「外国人ふう」の見た目を理由とした職務質問(レイシャル・プロファイリング)は、憲法や人種差別撤廃条約に違反するとして国などに賠償を求めている。
FIFAのインファンティーノ会長は「人種差別主義者に対しては、世界的なスタジアム入場禁止と刑事告発の手続きを取らなくてはならない」としている。
東京都を相手取り提訴した女性の弁護団は、当時の警察官たちの対応は人種差別であり、違法だと主張している。
「人のためになる仕事をしたい」との思いを抱き警察官を志した男性。新人警官の頃、職場で教え込まれたのは、人種差別的な職務質問の方法だった。
人種差別的な職務質問の問題に詳しい専門家は、「差別防止への警察の取り組みは非常に表面的だ」と話し、ガイドラインの策定やレイシャル・プロファイリングに特化した研修の必要性を訴えている。