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「写真や映像にぼかしを入れた状態で世に出ることで、『自分は隠さないといけない存在なんだ』と思ってしまう子どもがいる」(齊藤工さん)
資生堂子ども財団事務局長の塩見朋子さんは「決して他人事ではないと思うんです」と話した。
ピクスタ株式会社が運営する「fotowa」が10〜11月に全国20カ所で実施。衣装、着付け、ヘアメイクも協賛企業の協力で無償提供する予定だ。
約600の児童養護施設と約150の乳児院にアンケートを行い、施設で暮らす子どもの国籍に関する問題などを聞いた。
東京ボランティア・市民活動センターなどがアンケート調査を実施。施設を出た後のアフターケアの重要性を指摘している。
2年前の就活では「入社するなら親のサインが必要です」と企業に言われ、内定直前で辞退したことも
「死ぬのはだめだよ。人生まだまだ楽しいことあるんだから」と語りかけたものの、今後の見通しについて子どもたちにきちんと説明できないのが歯がゆい。
児童養護施設で育った若者たちには、「家族」というセーフティーネットがない。支援団体は危機感を抱き、緊急支援に動き出した。
児童養護施設を出たあとの若者の生活に寄り添う「アフターケア」の充実が課題となっている。
「施設出身者だから幸せになれない、と夢を諦めずに、自分を大切にしてほしい」