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文化庁の姿勢について、「展覧会を妨害する脅迫行為に実質的に加担し、再開に向けた愛知県の動きに不当に干渉しています」と批判した。
萩生田光一文部科学相は全額不交付を発表した際、文化庁に報告しなかった「手続きの不備」が理由だとしていた。
意見書は、「補助金の全額を、いわば後出しの結果論で取り下げることは、未来に対して悪しき前例になる」と批判。
「今回の文化庁の話は、文化に携わる人間にとって生命の根幹に関わること。権力をかざして私の愛する文化を冒涜することを黙って見過ごすことは出来ない」
「表現の不自由・その後」展は、アート好きなリベラルの“敗北”に終わっていいのか?
「正直、個人的には、自由な表現ができない日本ではもう芸術活動は続けられないなとも考えます。でも、私は日本人で、母国に対しての愛着もある。何かできることがないか…」。こう語ったアーティストもいました。
受け取り手の「感情」と表現者の「権利」は別物であると考えるべき。
参院選期間中に、札幌市での安倍晋三首相の街頭演説にヤジを飛ばした市民が警察官に排除されたという問題。当事者に話を聞いた。
今回の「表現の不自由展」をめぐるSNSでの炎上を見て、最初に思い浮かんだのは「社会関与型の芸術 Socially Engaged Art」の存在だ。
表現の自由について考えようとした企画自体が「表現」できなくなった。どうしてこんなことに? 憲法学者の曽我部真裕・京都大大学院教授に話を聞いた。