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犯罪被害者等基本計画のもとでこれまで、犯罪被害給付制度の拡充や損害賠償命令制度の創設、カウンセリング費用の公費負担制度の全国整備などが行われてきたといいます。【被害者と遺族の「本当」】
心身の不調や経済的困難、「本人にも原因があったのでは」という偏見…。被害者が直面する困難は多岐にわたります。漫画冊子は「ただ一緒にいて話を丁寧に聞くだけも、支えになる」としています。【シリーズ:被害者と遺族の「本当」】
「被害に遭った人にも原因があったのでは?」といった誹謗中傷もあり、講演活動をやめる被害者や遺族もいる。差別や偏見の緩和も望む京アニ遺族の渡邊達子さんは「被害者や遺族が生きやすい世の中は、きっといろんな人にとって生きやすいと思うんです」と話す。【シリーズ:被害者と遺族の「本当」】
カウンセリングに救われたという京アニ遺族は、支援制度の拡充を望む。だが都道府県警の部内カウンセラーは、2023年4月時点で9県警で1人体制となっているといった課題が、警察庁への取材で分かっている。【シリーズ:被害者の「本当」】
京アニ事件の公判は、犠牲者36人のうち19人が匿名で審理された。妹を失った渡邊勇さんは、実名の審理に理解を示す。一方で「なぜ同時に、被害者の人権を守るための議論や報道が、積極的になされないのか」と問う。【シリーズ:被害者と遺族の「本当」】
被害者や遺族も生きやすい社会の一助になるよう、精一杯走っていきたい。きっかけは、「京都アニメーション放火殺人事件」の遺族との出会い、そして自身のある体験でした。【シリーズ:被害者と遺族の「本当」】
事件や事故の被害に遭った人が生きやすい社会にしていくには、何が必要なのか。被害者や遺族の方々を対象に、法制度や報道、職場や学校など、被害後に直面したさまざまな困りごとについて、体験や意見を募集します。【シリーズ:被害者と遺族の「本当」】
なぜ実名報道や遺族取材を拒む遺族が多いのか。背景の1つが、被害者への根強い差別や誹謗中傷だ。京アニ事件で娘を失った渡邊達子さんは「メディアはその実情に向き合ってきたのでしょうか」と問いかける。【シリーズ:被害者と遺族の「本当」】