harasumento
映画監督の西川美和さんは「家族を持つのも、子どもを育てるのも苦労する。これは女性だけじゃなく映画界全体の問題」だと訴えた。
退職代行サービス「モームリ」の調査で「リアル」が浮き彫りに
「個々の大学はハラスメント問題に適切に対処していない可能性が高いにもかかわらず、大学の管轄組織である文科省の対策は極めて手薄」(署名を提出した学生)
685人が答えた映画界の労働実態調査。加害者は、監督、プロデューサー、先輩・同僚のスタッフなどで、地位や関係性を利用した行為も多くみられる。
ゼミ生の選考にあたって、性別により対応を分ける方針を学生に説明するメールや音声のデータがSNS上に投稿され、物議を醸していた
大学側はすでにゼミ生の募集中止を発表している
男性教員から男子学生に送ったとされるメールでは女子学生を優遇する趣旨の説明があった
「公式に私がゼミの案内に(採用の方針を)出したら、学部長から『君、これはダメだね』って言われる」(男性教員)
映画業界の性暴力やハラスメントの問題を受け、日本シナリオ作家協会が声明を発表。「勉強させてやった」などの理由で、立場の弱い脚本家が執筆者として扱われず、本来なら得られるべき対価や権利を奪われることがあるという。
子どもはいないと伝えると、面接官から「急に(子どもが)熱が出て早退するとかはないんですね、よかったです」と言われたという人も。出産後の就労継続の希望など、女性だけに尋ねる質問は差別に当たり「違法」とされる。