COVID-19
WHOの緊急対応責任者、マイク・ライアン氏は「科学は明確だ。人々が入り交じれば市中感染は避けられない」と語った。
11月に入って重症者は増え続け、16日には272人と「第2波」ピークの259人(8月23日)を超えた。
田村厚労相は「もっと機能やデザインがいいものが出れば、若い方々も使っていただける」と述べた。
現状の対策の効果も政府として見通せていないことを半ば認めた形だ。
重症化しやすい高齢世代と比べて軽視されがちな子供への対策強化を各国に訴えている。
首相は「最大限の警戒状況にある」とした上で、更なる対策を打つよう指示したという。
「ワクチンが魔法の解決策だと考える人もいるが、そうではない。ワクチンだけに頼って他の抑止策を忘れたら、ウイルスはゼロにならない」と強調した。
今週末の3連休は「秋の我慢の3連休としてください」と訴えた。
厚労省は「企業説明会などが中止になり学生の動き出しが遅くなったほか、採用規模が縮小している業界もあり、この先の回復も見通しづらい」と分析する。
一連の措置は即日開始し、集中対策期間としている今月27日まで行う。