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Xジェンダーだからしょうがないーー。なぜ常にマイノリティの側が我慢しなければならないのか。
ゲイを暴露された学生が転落死した事件の民事訴訟。遺族側の控訴は棄却され、大学側の責任を認める判決にはならなかったが、遺族らは「一つの成果」と受け止めたという。
「大学側の義務違反は認められない」とした2019年2月の東京地裁判決を支持し、控訴を棄却した。
一橋大学アウティング事件から5年。「顔も名前も知らない彼」のため、今年も私はブログを書く。
日本ではこれまでLGBTに関する差別やハラスメントを禁止する法律がなかったが、今回の施行により、初めて性的指向や性自認(SOGI)に関する企業の対応が法律上の“義務”となった。
鈴木知事は「当事者を傷つけるだけでなく、家族関係や就労環境を不安定なものにしたり、友人との人間関係を分断し、孤立に追い込んだりしかねない」と述べた。
保険代理店の20代男性が、性的指向を上司から同僚に暴露(アウティング)されて精神疾患になったとして、労災申請する。国の指針でも、アウティングはパワハラの一形態とされる。
LGBTという「言葉」の認知は高まりつつあるものの、当事者を身近に感じている人は多くない現状。いまだ差別や偏見の残る職場で、ハラスメントの起きない環境を整備することは今後、“最低限”必要な施策だ。
一橋大学の学生が、身近な人から受けたジェンダーに関する質問をまとめた本を出版。ドキッとするような、率直な質問に向き合った。
LGBT NEWSで振り返る2019年。解決された課題・残された課題を整理します。