ato

ハーバートさんは、猫を名画に登場させのが大好きなのです。
あの名作童話『ぐりとぐら』は、主任保母としてフルタイムで働きながら、2歳児を育てる多忙なワーキングマザーが書いた作品だった。
デトロイトの高速道路が見渡せる廃屋の2階の窓際に1人の女性が現れた。スポットライトに照らされた彼女は、両手いっぱいの白い花びらを通りに集まった人々に向かって振りまく。
当時の美術界では、メーヘレンの写実的な絵は全く評価されなかった。そこで彼はフェルメールを初めとした過去の人気画家の作風を真似して贋作を作り、評論家を騙して高値で売りつけていたという。この記事では、メーヘレンがフェルメールの名義で描いた全11点の絵をスライドショーで紹介しよう。
フィンランドで生まれ、世界中で大人気の「ムーミン」。2014年は原作者トーベ・ヤンソンの生誕100年にあたり、日本でも各地で多くのイベントが行われている。11月には、『トーベ・ヤンソン ー仕事、愛、ムーミンー』(ボエル・ウェスティン著、畑中麻紀・森下圭子訳、講談社)が刊行された。トーベ研究の第一人者による本格的な評伝だ。そこに描かれているのは、ムーミンになぐさめられ、ときに苦しめられる一人の芸術家の姿である。日本語版の翻訳者の一人、森下圭子さんに話を聞いた。